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PontemActivation始動

更新日:2020年12月5日





はじめまして!PontemActivationのメンバーのnaomiです。 私たちは車いす用レインウェアブランドLüZ(ルス)の企画など、様々な障害福祉への取り組みを行っている団体です。今回は皆さんに私たちのことを知ってもらうために、「どのような活動を行っているのか」「どのようなキッカケで立ち上がったのか」など紹介していこうと思います!

PontemActivationは、ラテン語で架け橋という意味の「Pontem」と英語で活性化という意味の「Activation」を組み合わせて命名しました。『コンテンツを繋げる架け橋となり、社会を活性化させる』という理念を掲げ、主に車いすユーザーの方々をファッションから支える団体として昨年から始動に向けての準備を進めてきました。 主要メンバーは20代半ばの女性。メンバーの半数以上が同じ服飾大学を卒業しています。全員が異色の経歴を持ち、現在もそれぞれのフィールドで活動をしている私たちですが、全員が「車いすユーザーの方々のためにできることをやりたい!」という熱い気持ちを胸に秘めて活動をしています。

初めは、現在私たちの大黒柱として活動しているリーダーの交通事故がキッカケでした。普段の生活が送れずリハビリを続ける中で社会福祉活動に興味を持ったようで、障がい者ファッションのブランドの立ち上げにMDとして参画します。ちょうどその頃私自身が左半身麻痺を発症し、1年半ほど勤めた販売員の仕事を退職。それを知ったリーダーが私を誘ってくれて、私もそのブランドの立ち上げのサポートに入ることになりました。それが2018年の初秋、まだすこし夏の陽気が残る頃の話です。

そのブランド活動の中で、PontemActivationの活動に欠かせない女性と出会いました。その方が、現在もニコニコ動画の「踊ってみた」ジャンルで活動中のあやなななさん(Twitter:@_ayananana_02)です。

あやなななさんは成人してからギランバレー症候群を発症し、現在も車いすが生活に欠かせません。そんなあやなななさんですが以前はショップ店員をされていたほどのオシャレ好きで、車いす用品のデザイン性の低さに悩みを抱えていたそうです。

もっとオシャレをしたい!でも普通のものは不便で使えない!あやなななさんのそんな悩みを知った私たちは、「ここでは私たちが目指したいものが作れない!」と考え、その障がい者ブランドを離れました。あやなななさんの意見に耳を傾けながら、当事者に寄り添った商品を作っていこうと決心したのです。


私たちは社会に出て間もないですが、社会を構成する一人の成人として果たすべき役割があると思っています。 残念ながら日本社会は、障がいを抱えた方々に対して優しいとは決して言えないのが現状です。しかし本当にそれでよいのでしょうか?私たちはいつ交通事故に遭うかわかりません。体が思うように動かなくなるかわかりません。難病と呼ばれる病気に罹るかもしれません。そしてそれは、すべて私たちメンバーが経験した恐ろしさでもあります。 だからこそ、私たちなりの方法で障害福祉に全力で向き合うことを誓います。病気や障がいを理由に何かをあきらめなくても良い社会を、若い世代である私たちの手で作り上げていきます。 まだまだ、活動も始まったばかり。これから紆余曲折、たくさん大変なことがあると思います。ですが、きっと私たちなら乗り越えられると信じています。今後も、総勢5名の少ないメンバーで作り上げるPontemActivationの未来にご期待ください。

これからこのブログではPontemActivationの活動報告やちょっと気になる話題などを連載していきます。また、LüZの公式InstagramやPontemActivationの公式Facebookページも随時更新していくので、ぜひそちらもチェックしてみてください!


どうぞこれからもPontemActivationをよろしくお願いいたします。


モデル:あやななな(twitter:@_ayananana_02)

執筆:PontemActivation/naomi

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